2020/11/29
クルーズコントロールが故障したと思った時は、ストッパー・ラバーの状態を確認します。
運転席の床の上に、見覚えのあるストッパー・ラバー〔ラバー・ストッパーとも言います。〕の断片が、またしても数個落ちていました。思い返せば、ブレーキ用ストッパー・ラバーの交換は、未だ記憶に新しい事実です。(詳しくは、『ブレーキランプが消えないわけ』をご参照下さい。)
と言う事は…、
クルーズコントロール用ストッパー・ラバーが、経年劣化により割れて脱落したものと思われます。このストッパー・ラバーが、ブレーキ用ストッパー・ラバーと等しく経年劣化する事について当然の摂理と理解しておりますが、前述した交換作業から7ヶ月経過した後の脱落とは、何と律儀な話なのでしょうか。計画上、来年実施予定である法定24ヶ月点検<車検>時に於いて、未交換だったストッパー・ラバーを予防保全するつもりでおりましたが、残念ながら当方で此れを交換しなければならなくなりました。

ペンライトを手に持ち、ブレーキペダルの付け根を覗いてみると、確かにクルーズコントロール用ストッパー・ラバーが破損しています。

そこで…、
ストッパー・ラバーを注文しなければいけませんが、その前に必要な個数を確認します。以前、クルーズコントロールを作動させながら名神高速道路を走行中、クラッチペタルを踏んだ折に、当該システムがリセットされる事がありました。つまり、クラッチペタルの付け根にも、ブレーキランプのスイッチに相当するものが設置されている可能性があるのです。当然ながら、ストッパー・ラバーの存在を疑わなければなりません。
ペンライトを手に持ったまま、クラッチペダルの付け根を覗いてみると、同形のストッパー・ラバーは予想に反して何処にもありません。クラッチペダルに取り付けられているクッション材は、その形状がストッパー・ラバーと全く異なりますので、今般購入する個数は1つで良い様子です。それにしても、双方の形状がなぜ違うのかとても気になりますが、何れ確認する事としてこの度は触れずに放置しておきたいと思います。

ストッパー・ラバーは、ディーラー様へ注文してから5日経過した夜の9時過ぎに、当方自宅へ届けられました。ご担当頂いているメカニックの方が、帰宅途中にお寄り下さったのです。日頃から色々と便宜を図って頂き、この場を借りて深くお礼申し上げます…。

ストッパー・ラバーの取付方法は、前出資料記事に於いて言及している通り、手で此れを装着しようとしても、なかなか所定の穴へ入りません。作業のコツは、ストッパー・ラバーを装着すべき穴へ添えながら、スイッチの突起部分で宛がった後、ブレーキペダルを一気に手前へ引いて此れを差し込みます。
この度の交換作業によって、レパードに取り付けられていたストッパー・ラバーは、全て新品へ差し替える事が出来ました。ストッパー・ラバーについては、30年近く使用可能の為、当方がこの部品を再び交換する事はもう無いと思います。
寂寥感のある話となりますが、ドライバーとしての引退時期をもう迎えている頃でしょうから。高齢ドライバーの問題は、決して他人事ではないのです…。
ストッパー・ラバーの状態は良く、クルーズコントロールが効かない場合は、①スイッチの接点不良、並びに②本システムの不具合を疑わざるを得ません。クルーズコントロールの効かない原因が、スイッチの接点不良にあれば、その分解清掃で直ると思います。スイッチの分解清掃については、ディーラー様でも作業して下さいます。当方には、20年以上前、フォグランプのスイッチを分解清掃してもらった記憶があります。但し、1週間も持たなかった為、結局新品へ交換する羽目となりましたが…。


一方で、本システムの不具合であったなら、ディーラー様へ持ち込む他ありませんが、その交換部品があるかどうか不安が募ります。(勿論、本システムに関連するスイッチも同様です。)

なお、レパードXJ-Ⅱは、「VG20E型エンジン」を搭載しています。セドリックにも搭載された信頼性の高いエンジンです。〝内装のトヨタ、エンジンの日産〟とは、タクシードライバー様から伺った事のある昔の言葉です。
そうですね。来年実施予定である法定24ヶ月点検<車検>時に於いて、本システムの交換部品及びスイッチ類があるかどうか、ディーラー様に確認してみます。〔21.03.07 追記/本システムの交換部品等の有無については、表題「メーカー修理部品の在庫確認」をご参照下さい。〕

それではまた何時の日か、別途掲載記事にてお目に掛かりましょう。さようなら…。
<我流ギャラリー>

後姿も、(o^-')b Very Nice!!です。
以 上